2013年9月5日、ベトナム政府がカジノ経営における法整備に乗り出したというニュースが現地紙ベトナム・インベストメント・レビューから届きました。
ベトナム政府の狙い
ベトナム政府の狙いはもちろん、観光振興として期待されるカジノ産業を活性化させて、低迷する経済を回復させることです。
カジノ経営に関するベトナム政府指針の草案には、同国のカジノに参入する企業に対する条件が下記のように明記されました。
・投資額は40億ドル(約3,980億円)以上、または10年以上のカジノ経営歴が必要で、ベトナムではカジノを含む複合型娯楽施設として運営しなければならない。
(ベトナム・ブンタウにある大型カジノリゾート)
グエン・シン・フン国会議長も同意
グエン・シン・フン国会議長は今回作成された草案に基本的には同意をしていますが、「場所や数を限定するなど、詳細なカジノ振興計画が必要だ」とも指摘しています。
また、多くのベトナム人が国境を越えて、カンボジアにあるカジノ施設に訪れて遊ぶことによる外貨流出を引き起こしているという現状もあります。
(グエン・シン・フン国会議長)
ベトナム国民のカジノ解禁も視野に
そのため、ベトナム人の国内でのカジノ解禁も試験的に検討すべきだとの声も政府内からちらほらと出て来ているんですね!
草案というのはあくまで叩き台のために作られるものなので、そこからさまざまな意見を取り入れてじっくりと議論を交わして法案にしていくと思います。
ベトナムでもやはりカジノは経済効果のある方策だと考えられているようですね^^
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