2014年5月15日、カジノ法案成立を目指してきた議員が、今国会での法案の成立が厳しくなっているという見通しを示したというニュースがブルームバーグから届きました。
今国会でのカジノ法案成立が厳しいとコメント
国際観光産業振興議員連盟(通称:カジノ議連)の副会長で、小沢鋭仁議員(日本維新の会)は5月15日に開催された会議の基調講演で、6月22日が会期末になっている今国会での法案通過は「かなり厳しくなっているのは事実だ」とコメントしています。
また、カジノ議連の幹事長を務める自民党の岩屋毅議員も、他に成立させなければならない法案が数多く存在していて「タイトなスケジュールの中で他の法案を処理していかなければならないことは事実」と話していましたが、一方で「できるだけ多くの政党の理解を得て成立させたい」と法案成立に意欲を示しています。
(国会)
今国会での成立がタイムリミット
カジノ推進派の人達は世界中から注目される2020年の東京オリンピックまでにカジノを解禁して、観光の目玉にしようと計画していました。
2020年までにカジノを解禁するためには、今国会での法案成立がタイムリミットだと言われています。
※東京オリンピック開催に合わせてカジノ運営会社の詳細ページ
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今国会が6月下旬に終了してしまうまでに、カジノ議連としてはなんとか審議入りに持っていきたいところです。
東京オリンピックという世界的なビッグイベントとの相乗効果を得るためにもやはり、今国会でカジノ法案が成立してもらいたいですね^^
(2020年のオリンピック開催地決定の瞬間)
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