2014年11月20日、セガサミーホールディングスが韓国のカジノ最大手企業のパラダイスグループとの合弁会社を立ち上げ、統合型リゾート施設(IR)を着工したというニュースが届きました。
(着工式でコメントするセガサミーホールディングスの里見治会長兼社長)
盛大なセレモニーを実施
着工式にはセガサミーホールディングスの里見治会長兼社長やパラダイスグループの田必立会長が共に出席して、盛大なセレモニーを実施しました。
合弁会社の名称は「パラダイスセガサミー」で、出資比率に関しては、パラダイスグループが55%、セガサミーホールディングスが45%の割合になっています。
韓国最大規模となる予定の「パラダイスシティ」
今回、パラダイスグループと共に着工したIR施設は、ソウル近郊の仁川国際空港から数分の場所に建設されます。このIR施設は「パラダイスシティ」という施設名となっていて、立地の良さから、中国人観光客を主なターゲットして考えられています。
東京ドーム4つを超える20万平方メートルの敷地内に、カジノ施設や高級ホテル、エンターテイメント施設、国際会議場などを建設する予定となっているようです。
セガサミーホールディングスの狙い
セガサミーホールディングスとしては、カジノ関連事業を新たな収益として期待していて、カジノ経営の実績がある韓国側の企業からノウハウを学びたい考えがあります。
また、日本国内でカジノが解禁された場合は、宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートにカジノ施設を建設する計画も練っているようです。
パラダイスシティは2017年オープン予定
国内のカジノ解禁に関してはなかなか国会で進展していきませんが、企業側では着々と動きがあるのが対照的ですね。
もちろんセガサミーホールディングスだけでなく、さまざまな日本企業もカジノ解禁に向けて動いています。
まずは「パラダイスシティ」の2017年オープンが今から待ち遠しいですね!
コメント