2016年2月17日、大型リゾート施設「ハウステンボス」でカジノディーラーをサポートするロボットカジノが関係者向けに公開されたというニュースが届きました。
長崎県佐世保市の大型リゾート施設であるハウステンボスのホテル・ホールには地元の政界関係者が数十名集まり、合計3体のロボットカジノを公開しました。
(ハウステンボスで公開されたロボットカジノ)
体長約60センチメートルの小型ロボット
ロボットカジノは体長約60センチメートルの小型ロボットで、人間の声に反応して参加者の顔認証も可能となっているそうです。
各ルーレットテーブルに設置され、「ゲームをスタートします」や賭け時間終了を告げる「ノーモアベット!」などのコールをするなど、模擬カジノの実演を公開しました。
「カジノ合法化に備えて万全の準備をしておく」
ハウステンボスでは日本国内における統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の成立を見込んでカジノ施設の候補地に立候補を検討しています。今回のロボットカジノ公開もIR法案成立を想定してのことなのかもしれません。
依然として国会でIR法案が成立する見通しは立っていませんが、担当者は「カジノ合法化に備えて万全の準備をしておく」とコメントしてます。
ハウステンボスがある長崎県は以前からカジノ誘致に積極的で、2014年にはカジノ誘致に向けて、県民組織の立ち上げを検討していた経緯があります。
※長崎県のカジノ誘致に関する詳細ページ
⇒ 長崎県でカジノ誘致へ向けて県民組織の立ち上げを検討
ロボットを相手にカジノを楽しむ時代が来る?
ロボットカジノの性能がさらに進化して、本物のディーラーのように対応することができれば、カジノ施設を運営する際にディーラーの人員を確保する必要性もなくなります。
近い将来、今回のロボットカジノのようなロボットを相手にカジノを楽しむような時代が来るかもしれません。
「ロボット相手にルーレットやバカラを楽しむのは味気ない」と感じる方もいるかもしれませんが、例えば人間とロボットの両方のディーラーがいて、好きな方を選択できると面白いですね^^
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