インディアンカジノとは北米アメリカ連邦に所属するアメリカンインディアン部族が運営するカジノのことを言います。運営権はドライブ・インディアンという団体が所有し、カジノはドライブのメンバーの共有財産になっています。
その収益の一部は団体の運営資金やインディアンのための住宅プロジェクトに使われ、インディアンの貧困脱却のための手段といわれています。
(インディアンが運営しているカジノ)
一大リゾート施設に変貌
昔は小さなカジノが大半だったようですが、近年、規模を拡張し、コンサートホールやバー、レストランなどを兼ね備えた一大リゾート施設になっています。
自慢の肉料理が味わえるレストランや世界の料理が楽しめるレストラン、フードコートなどさまざまなグルメを堪能することができます。コンサートホールでは数々の有名なミュージシャンも出演していますね^^
多額の負債を抱えているカジノも・・・
このようにインディアンカジノは豪華な施設なのですが、全てのインディアンカジノが儲かっているわけではないようです。ここで少しあるインディアンカジノの経営の内幕を紹介します。そのカジノの年間利益が1700万ドルであるのに対し、負債が1億2000万ドルもあるカジノも存在します。
おおよそ7倍の負債を抱えていることになります。原因として施設の規模を急ピッチで拡大しすぎたことにあるようです。その結果、地元の格付け会社に低い評価を与えられてしまうなど困った事態に陥っています。
二極化が進むインディアンカジノ
しかし、保留地が狭い不毛の地である部族では、カジノが唯一の収入源である場合も多いのが現実です。インディアンカジノの年間総収入は全体で約1兆6500億円に達しています。
ほとんどのカジノ施設は都市圏から離れた場所に立地していますが、遠距離にも拘らず来客数は年次増大しており、保留地全体を潤す効果も絶大です。
二極化が進むインディアンカジノですが、ニーズの変化などを的確に捉えながら時代の流れに乗ることが、これからインディアンカジノが生き残る大きな要因になりそうですね!
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