2014年5月24日、安倍総理大臣が5月30日からシンガポールで開催されるアジア安全保障会議に出席する際にカジノを視察することが分かったというニュースが届きました。
アジア安全保障会議は毎年開催
アジア安全保障会議とは、「シャングリラ対話」とも呼ばれていて、アジア太平洋地域の防衛問題や地域間防衛協力において、各国の防衛防担当閣僚や専門家などが議論を交える多国間会議のことです。
初めて実施されたのは2002年で、それ以来、毎年シンガポールのシャングリラホテルで開催されている会議です。
(アジア安全保障会議の模様)
カジノで外国人観光客の取り込みに成功
シンガポールはアジアで有数のカジノ運営国で、IR(カジノを含む統合型リゾート施設)を2010年から開業させ、多くの外国人観光客を取り込むことに成功しています。マリーナ・ベイ・サンズとリゾート・ワールド・セントーサにカジノが存在します。
2013年の外国人観光客は1,550万人に到達しました。その結果、観光収入は1兆8,400億円に達し、カジノの恩恵によって大きく増加しています。
また、シンガポールのカジノは日本のカジノ施設の理想モデルとして参考にされているとも言われています。
カジノ解禁の動きが加速するのか
安倍首相は、カジノの解禁を目指す「国際観光産業振興議員連盟(通称:カジノ議連)」の最高顧問のポストを務めていて、カジノ解禁には肯定的な考えを持っています。
今回の安倍首相のシンガポールカジノ視察によって、カジノ解禁の動きが加速するのか?これから注目ですね!
コメント