2014年3月18日、秋田商工会議所は秋田市内でのセミナーでカジノを含めた統合型リゾート(IR)の誘致を目指して検討していることを発表したというニュースが読売新聞から届きました。
積極的にカジノ誘致に取り組む
今回の発表は突然のことではなく、秋田商工会議所は2012年度からカジノ誘致に関する情報を積極的に収集していました。そして、2013年度にはIR構想推進委員会を設置して、具体的にカジノ誘致を検討してきた経緯があります。
2012年度に実施された秋田県民約1,000人を対象にしたアンケートでは、約6割の方々が県内のカジノ誘致に肯定的な意見だったという結果も出ています。
(秋田商工会議所の公式サイト)
カジノを地域活性化の起爆剤に
秋田商工会議所が発表したカジノ構想では、秋田市周辺の約60ヘクタールの広さがあるエリアに統合型リゾートを誘致する考えのようです。国内の観光客や海外の富裕層をターゲット層として、年間で1,350万人の来場者を見込んでいて、カジノ誘致が実現した際の経済効果は5,152億円と予想しています。
近年、秋田県では若者の東京などの都市部への移動が顕著で、日本でも特に少子化が強まっている地域と言われています。そのため、秋田県としてはカジノ誘致を実現して、秋田全体の活性化のための起爆剤にしたい考えのようです。
積極的にカジノ誘致に動いている秋田県ですが、カジノ誘致は実現するのでしょうか?今後の秋田県のカジノ誘致活動にも注目していきましょう!
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