2014年1月16日、世界的に著名な画家であるフランシス・ベーコンが描いた「ルシアン・フロイドの3習作」が、オークションで1億4240万ドル(約148億円)で落札されたというニュースがウォール・ストリート・ジャーナルから届きました。
20世紀のアイルランドを代表する画家
フランシス・ベーコンは、20世紀のアイルランドを代表する画家で、トップレベルの造形美術家の1人として認知されていた人物です。
今回落札された「ルシアン・フロイドの3習作」の作品は、ベーコンの若い友人で仲間だったフロイドの肖像画の3部作です。
(「ルシアン・フロイドの3習作」のオークションの模様)
落札者はカジノ王の前妻
約148億円という驚愕の金額で落札したのは、アメリカの大手カジノ運営企業ウィン・リゾーツのスティーブ・ウィン会長の前妻で、富豪として知られているエレイン・パスカル・ウィン氏です。
昨年の11月に開催されたフランシス・ベーコンが描いた「ルシアン・フロイドの3習作」のオークションでしたが、買い手は今まで世間に公開されることはありませんでした。
そして昨年の12月に「ルシアン・フロイドの3習作」の落札者がポートランド美術館の展示会にこの作品を出展したことから、落札者が誰なのかを探る動きが広がりました。
(エレイン・パスカル・ウィン氏)
さまざまな憶測が飛び交う
なぜ、エレイン・パスカル・ウィン氏が名前を公開したのかはわかりません。しかし、エレイン・パスカル・ウィン氏はロサンゼルス郡立美術館の取締役会であり、フランシス・ベーコンの作品は展示されていないなどからさまざまな憶測が飛び交っています。
エレイン・パスカル・ウィン氏の意図はよくわかりませんが、さすがカジノ王の前妻!とんでもない資産を蓄えているんですね^^
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