2014年1月24日、アメリカのラスベガスにある2つのカジノで仮想通貨「ビットコイン」の利用が1月22日から可能になったというニュースがロイターから届きました。
アメリカのカジノホテルで初めて採用
アメリカのカジノでビットコインが使われるのは初めてのケースです。この2つのカジノとは、ゴールデンゲート・ホテル・アンド・カジノとザ・D・ラスベガス・カジノ・ホテルで、宿泊代金などの支払いにビットコインが利用できることになりました。
ちなみにスロットマシンやルーレットなどのカジノゲーム自体では利用することはできません。
(ビットコインの利用が可能になったゴールデンゲート・ホテル・アンド・カジノ)
ビットコインとは・・・
ビットコインとは、インターネット上で流通している電子マネーのことです。通貨の単位はBTC。利用者はインターネットの両替所でビットコインを購入して、ネット上のバーチャルな財布に蓄えることでその金額の範囲内で利用することができます。
ビットペイを通じて取引されます。このビットペイは、2013年に1億ドル以上の取引を扱い、小売業者にVisaやマスターカード、ペイパルなどと同様の方法で取引ができます。例えば、ホテルの会計担当はビットペイのアプリの入った端末を利用して、顧客はケータイの財布で支払いをする仕組みで決済ができます。
ビットコイン利用のニーズが増大
最近ではビットコインの利用ニーズが拡大していて、上記のゴールデンゲート・ホテル・アンド・カジノとザ・D・ラスベガス・カジノ・ホテルのカジノホテルでも利用者から問い合わせが増えていたそうです。
この2つのカジノの共同経営者であるデレク・スティーブンス氏は「ビットコインは早期に採用する者が有利になるテクノロジーだと考えている」とコメントしていて、新たな顧客を取り込むことに期待を寄せています。
今回の2つのカジノホテルでビットコインが利用可能になった動きから、さらにビットコインが利用できる場所が拡大していくのでしょうか?これから注目していきましょう!
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