2014年2月28日、超党派で結成されたカジノ議連(正式名称:国際観光産業振興議員連盟)がカジノ解禁を目指すカジノ法案において、5月下旬にも衆院内閣委員会で審議入りが実現するように国会内で働きかけを実施しているというニュースがブルームバーグから届きました。
依然として審議入りの日程は決まっていない状況
カジノ議連の会長を務める細田博之自民党幹事長代行は今国会中にカジノ法案の成立を目指していて、「計画通りに実現するためには調整が必要だ」とコメントしています。
去年の12月にカジノ法案が提出されて、衆院内閣委員会に付託されたのですが、今まで政府が提出した法案の審議を優先してきたため、依然として審議入りの日程は決まっていない状況となっています。
(衆院内閣委員会の模様)
内閣委員会の調整次第
今国会中にカジノ法案が審議入りするかどうかは、内閣委員会の調整にかかっているといえます。
衆院内閣委員会の委員長を務める柴山昌彦委氏はカジノ法案の5月下旬の審議入りの可能性について「いろんな調整をすれば、という条件付きだが、不可能ではない」とコメントしています。
つまり、各党との調整が審議入りを実現するためには絶対条件となっているんですね。2020年の東京オリンピックまでにカジノを解禁するという目標を掲げているカジノ議連。そろそろ審議入りを実現しなければ、2020年までカジノ解禁は難しい状況となりそうです。
今後のカジノ法案関連ニュースに注目していきましょう!
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