2014年7月11日、オランダ政府は国営カジノ「ホランド・カジノ」を売却するというニュースがポートフォリオ・バザールから届きました。
民間企業に売却して市場を拡大
オランダの国営カジノ「ホランド・カジノ」は14施設が運営されていて、そのうちの10施設が現在の名称まま売却されて、残りの4施設は個別にそれぞれ売却される計画になっているそうです。
今回の国営カジノの売却する要因となったのは、各カジノ施設の入場者の減少による経営不振です。
オランダ政府はこれらの国営カジノを民間企業に売却して市場を拡大したい思惑があります。さらに2つのカジノの加えた合計16施設のカジノを民間企業に運営させる方針を打ち出しています。
(ホランド・カジノの外観)
オンラインカジノの規制緩和も
さらにオランダ政府はランドカジノだけでなく、インターネットを活用したオンラインカジノの規制緩和を図っている計画です。
オランダ国内において、インターネット上で楽しめるギャンブルは国営の宝くじなどのロト類に限定されています。
このインターネットのギャンブル市場を2015年までに民間企業に開放する予定になっています。
(ホランド・カジノのゲームフロア)
参入企業には厳しい規制が敷かれる
また、参入する民間企業にも厳しい規制がされます。オンラインカジノに参入するためにはライセンスを取得して、プレイヤーがギャンブル中毒になるのあを防止する政策に従う必要があります。
さらにギャンブル税やギャンブル中毒防止基金への寄付、ギャンブル規制当局への納税などの義務も課されます。
カジノ市場全体の活性化に期待
今回の民間企業の参入で、より魅力的なカジノがオランダ国内に誕生することによって、カジノ市場が活性化すればよいですね!
今後、オランダへ旅行に行く機会がある方は、旅行プランにカジノ体験を組み入れてみてはどうでしょうか?^^
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