2014年8月15日、京浜急行電鉄がカジノを含めた総合型リゾート施設(IR)を整備する構想を正式に発表したというニュースが日本経済新聞から届きました。
(京浜急行電鉄の公式サイト)
横浜市の山下埠頭が最有力
京急(京浜急行電鉄)では日本国内のカジノ法案成立を見据えて、8月16日付でIR施設の運営などを検討するための新規事業プロジェクトチームを5人程度の人員で発足することになりました。
IR施設の候補地としては、横浜市の山下埠頭を最有力として2020年までの開業を考えているようです。また、横浜以外にも東京の台場も候補地として挙がっているようです。
(最有力候補の山下埠頭)
1万人規模の新規雇用の創出
横浜市の山下埠頭にIRを建設するのであれば、外国人観光客を大勢取り組むために、羽田空港や横浜駅から直通バスを運行することも計画しています。
さらに、ホテルの宿泊施設や商業施設などの建設・運営によって、1万人規模の新規雇用の期待も広がっています。
横浜でも前向きに検討
京急が計画するIR施設の第一候補地がある横浜市では、IRの整備に関して前向きな姿勢を示してい地域です。今年の4月にはIR誘致に関するプロジェクトチームを結成しています。1,000万円の予算を計上してIR施設導入のメリット・デメリット、海外のIR施設の運営事例の分析などを実施してきました。
また、横浜商工会議所でも、2015年度の横浜市への予算要望に、IR施設など新たな大型集客施設の検討という内容を盛り込んでいます。
今秋にもカジノ法案成立か?
東京だけでなく横浜もカジノ誘致の有力候補として見られています。さらには、大阪や長崎なども着々とカジノ誘致に向けて動いています。
そして、今秋の臨時国会にもカジノ法案成立を目指していると言われています。国内のカジノ法案が成立することで、これらの都市以外でもカジノ誘致へ動き出す地域が出てくるかもしれませんね!
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