2014年3月14日、沖縄の仲井真弘多知事が3月20日に実施された県議会予算特別委員会の総括質疑において、県内へのカジノ誘致へ意欲を示したというニュースが琉球新報から届きました。
県民の合意形成を図る前に名乗り
仲井真知事は総括質疑でカジノに関して議員から問われた際に「県民合意を図るのは、後で十分間に合う。カジノ誘致においては早く手を挙げておかないと、時間的に間に合わない。どうしてもカジノの誘致が嫌だというのなら、合意作業の後でノーと言えばよい」とコメントしています。
2010年の知事選公約ではカジノは沖縄県民の合意が得られなければ導入しないとしていて、公約違反ではないかと質問されましたが、仲井真知事は「合意形成を図る前に名乗りをあげる行為は問題ではない」という意見を主張しました。
(沖縄の仲井真知事)
多くの自治体が強い関心を示し始めている
カジノの候補地に名乗りをあげた理由については「多くの自治体が強い関心を示し始めていることを受け、沖縄県も関心を持っていると伝えるためだ。」とコメントをしています。
沖縄県は2014年度中にカジノを含む統合型リゾート(IR)の基本構想を策定する方針のようです。また、湧川文化観光スポーツ部長は「沖縄にIRを導入した場合の基本的な姿・イメージを描く」と述べていました。
国内のカジノ誘致が活発化
前日に当サイトで秋田県がカジノ誘致を検討しているというニュースを掲載しましたが、沖縄県でも動き始めていますね。
今回のニュースをきっかけに、さらに多くの地域でカジノ誘致に立候補を表明してくる予感がします。これからの日本国内のカジノ関連ニュースに注目していきましょう!
※秋田県のカジノ誘致に関するニュース
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