2013年9月26日、シンガポールの国民が自国のカジノ施設に入場した割合は全体の7.7%だというニュースがアジアエックスから届きました。
このデータはシンガポールのカジノ監督庁が公表した年次報告から判明しました。
シンガポール国民の利用率は低い
シンガポールには現在、マリーナベイサンズとリゾートワールドセントーサに2つのカジノがあります。
カジノがあるシンガポールではもっとたくさんの人々がカジノに行った経験があると思っていましたが、意外と低い数値ですね!
(カジノが楽しめるマリーナベイサンズ)
入場税が大きな要因
その要因の一つが国民・永住者に課している入場税だと言われています。
シンガポール国民がカジノを利用するためには、1日に100シンガポールドル(約7,800円)の入場税を支払う必要があります。
一方、我々日本人をはじめとする外国人は入場税を支払う必要はありません。
日本でも検討の余地あり?
入場税はシンガポール政府が自国民のカジノ依存率を抑えるために導入された施策です。上記のデータから判断すると、一定の効果が出ているように思われます。
もし日本でカジノが解禁されれば、シンガポールで実施されているように入場税を国民に課すという方策も検討されるかもしれません。そういった意味では、今後このシンガポールで導入された入場税がどのような効果を発揮していくのかをチェックしていくことも大切なことかもしれませんね!
コメント