2014年8月12日、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)が従来のテーマパーク事業だけでなくカジノ事業の進出を目指して、複数の海外カジノ事業者と交渉をしているというニュースがブルームバーグから届きました。
複数の海外カジノ事業者と交渉
「現在、USJはアメリカのMGMリゾーツ・インターナショナルやシーザーズ・エンターテイメント、さらにはマレーシアのゲンティングループとも交渉を続けている」と、グレン・ガンペル社長がコメントしました。
さらに、ガンペル社長は「USJの中核である強み(娯楽施設の運営ノウハウや集客技術など)を活用し、より大きな事業ポートフォリオをつくる」とも語っていて、カジノを含む統合型リゾート(IR)への事業参入も視野に入れているようです。
(MGMリゾーツ・インターナショナルの公式サイト)
大阪と沖縄がカジノ候補地
1ヶ月前に、当サイトでUSJが大阪でカジノ参入に向けて動いているというニュースを紹介しましたが、大阪だけでなく、沖縄も候補地として検討しています。
※USJのカジノ参入に関するニュース
<< USJがカジノ解禁を見越して大阪でカジノ参入を検討
沖縄においては、名護市の自然動植物公園「ネオパークオキナワ」が具体的なカジノ開設候補地として考えていて、この場所に新しいテーマパーク、もしくはIRの建設の可能性を探っている段階のようです。
(沖縄名護市にある自然動植物公園「ネオパークオキナワ」)
やはり第1希望は大阪?
USJ側としては、やはりUSJのテーマパークが隣接する大阪の人工島・夢洲にカジノを建設したい考えです。
しかし、大阪の橋下徹市長が「USJ経営者と信頼関係がない、他の業者にやってもらいたい」などとコメントをしているため、上記の沖縄を第2の候補地という位置付けで考えているのだと思います。
まだカジノ法案が成立していない状況ですが、成立前からカジノ建設に向けてさまざまな動きがありますね!
今後の国内のカジノ関連情報に注目していきましょう^^
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