「ラスベガスをぶっつぶせ(Bringing Down the House)」は、アメリカの映画です。原題は「21」といいますが、この「21」とはブラックジャックというトランプを使ったゲームの別名のことを意味します。
ノンフィクション小説を実写化
ラスベガスのカジノで実際に起きた事件を題材に書かれたノンフィクション小説を実写化したのがこの「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画です。
ブラックジャックとは、カードの合計点数が21点を超えないようにしつつ、ディーラーより高い点数を目指すゲームです。ブラックジャックゲームはプレイヤーの方が有利であることが数学の確率論によって証明されました。
(「カードカウンティング」の習得を目指すベン・キャンベル)
ラスベガスのカジノに乗り込む
ジム・スタージェス演じるマサチューセッツ工科大学の学生ベン・キャンベルは学費を稼ぐためにラスベガスのカジノに乗り込み、荒稼ぎを目指すというストーリー展開になっています。
ベン・キャンベルがブラックジャック必勝法の研究グループで習得した「カード・カウンティング」という技は、ベンに巨額の勝ち金を与えることになります。
やがて地味な学生生活に倦怠感を覚えていきます
それによってベンは平日は真面目な大学生、週末はラスベガスで豪遊するプレイヤーとしての二重生活を送るようになります。
研究グループの一員である憧れの女性ジル・テイラー(ケイト・ボスワース)との仲も親密になり、順風満帆に見えたかのようなベンの人生でしたが、ベンはやがて地味な学生生活に倦怠感を覚えるようになっていきます。
スリルとほろ苦い青春時代の感情をを味わえる映画
そんな時、前々から大勝ちするベンたちに目をつけていたカジノ側が彼らのルール違反を暴くべく画策を始めます。チーム内での仲間割れや、ジルとのすれ違い、大学の友人との不和など、ベンを取り巻く環境が悪化していく中、カジノを訪れた彼がどんな事態に巻き込まれるのでしょうか・・・・。
スリルとほろ苦い青春時代の感情をを味わえる映画です。興味がある方はぜひ一度「ラスベガスをぶっつぶせ」を視聴してください^^
【ラスベガスをぶっつぶせ】
2008年、アメリカ映画
監督:ロバート・ルケティック
脚本:ピーター・スタインフェルド、アラン・ローブ
原作:ベン・メズリック
<キャスト>
ベン・キャンベル (ジム・スタージェス)
ジル・テイラー (ケイト・ボスワース)
コール・ウィリアムス (ローレンス・フィッシュバーン)
ミッキー・ローザ教授 (ケヴィン・スペイシー)
チョイ (アーロン・ヨー)
キアナ (ライザ・ラピラ)
ジミー・フィッシャー (ジェイコブ・ピッツ)
マイルズ・コノリー (ジョシュ・ギャッド)
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